原因

薬剤性、風邪の後などに起こる特発性、亜鉛欠乏性、肝障害や腎障害などの全身的な疾患に合併することもあります。

症状

味がわからない、口腔内の乾燥、心理的なストレスが原因なことがあります。

また、副鼻腔炎や中耳炎により耳の中の味をつかさどる神経の障害でも起こることがあります。

治療方法

特に亜鉛欠乏に関しましては食事に亜鉛の含まれるものを取り入れる、または医師の出す亜鉛製剤の内服で改善が期待できます。

日常生活で気をつけること

口腔内の乾燥は水分摂取の低下などが原因のこともあります。

また、医師の処方箋の中に味覚が低下するような副作用がある薬があることもあるので、一度確認してみるのもいいかもしれません。

耳鼻咽喉科では亜鉛不足の患者さんをみることが多いですが、日々の食事で亜鉛の多く含まれているものを食べてみることやサプリメントを内服することも効果が期待できます。